米雇用統計を受けての本日(2月7日)の日本株市場を踏まえての展望と解説!

お疲れ様です!今週から新たな施策として重要イベントの前後でこの様な投稿を行っていこうと思います。
もし、皆様の反応が良ければ良いほど今後さまざまな発信を計画してまいります。
それでは今週の展望に移ります!

東証雑感 2/7(月)
シカゴ先物は27290円。AMZN好決算を受け日経平均も先物より強含むと思われたが、10時現在▲230円程度で5D移動平均線を挟んだ動き。今日のモーサテで個人投資家テスタ氏が出ていたが日経平均は弱含み、マザーズは中立との見解。私も日経は弱含みと推察、25D移動平均線を大きく超えることはないと予想。バリューシフトが進むことからマザーズも弱含みの展開と予想する。テスタ氏も海運ホールド、鉄鋼に注目とのコメントを出していたが海運は権利付き前の利確、鉄鋼、非鉄シフトが正解か。
ソニーのゲーム会社買収から強力なコンテンツを持つゲーム株が物色されている。スクエニ、カプコン、ミクシィ、モバファク、コーエー、バンナム等に注目。ゲームソースがプラットフォームになりメタバース技術との融合から新しいコンテンツに発展するとの思惑がある。
2/8に米商務省が2021年12月の貿易収支(季節調整済み)を発表する。貿易赤字額は過去最高を更新する可能性がある。そうなれば消費者の旺盛な需要や、これまで経済成長を妨げインフレを促進してきたサプライチェーン(供給網)障害の若干の緩和を示唆することになる。
2/10に米労働省が発表する1月のCPIは数十年ぶりの高い伸びを記録するとみられる。新型コロナウイルス関連の需給不均衡下でも経済は機能し続けている。昨年12月のCPIは前年同月比7%上昇し、上昇率が1982年以来の高水準となった。エコノミストらは、CPIの伸びが1月にさらに加速し、米連邦準備制度理事会(FRB)に金融引き締めを通じた需要(とインフレ)抑制を迫る圧力が高まると予想している。
今週の決算での注目は何といってもソフトバンクHDとトヨタだろう。ソフトバンクHDは1/12の5748円を抜けるかどうか。トヨタは2400円の壁を越えられかどうかが注目。
1月にKisより出した小型鉄鋼、非鉄のパフォーマンスが素晴らしい。大平金、冶金工、三菱製鋼はじめ出遅れのメタルアートや日本伸銅、東邦亜鉛にも波及。大型鉄鋼が堅調になれば小型の方のボラが高くなるのは想像に難くない。
今週の日本市場は3連休、ロシアのウクライナ侵攻が現実味を帯びてくることから週内の現金化を促進すべき。一説では2/10~2/20に進行の可能性が高いと噂されており要注意。習近平は五輪期間中のウクライナ侵攻は控えるようロシアに要請したとの噂もあるがプーチンは意に介さない模様。
14:08 マザーズ指数752P(▲21.06)フィボナッチの節を次々突破。2020/3/13の527.3を起点とした天井は2020/10/14の1368.19の76.4%押し714Pが当面の底値か。
14:46 SUMCO(3436)が急落(▲159円)2020/11/29以来の2000円割れでチャートのf箍が外れた格好。半導体の調整局面入りを示唆か。
2月7日(月)終値
日経平均 27248円 -191 -0.7%
TOPIX  1925.99 -4.57 -0.24%
マザーズ 752.13 -21.35 -2.76%

後田 泰孝

後田 泰孝株式会社クロサイ 代表取締役

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